移住先を検討していると知りたくなるのが人気ランキングでは無いでしょうか?
ほかの移住希望者はどこを選んでいるのだろう?
そういう疑問に役立つのが、移住人気ランキングだと思います。
今回紹介するランキングは、地方移住を支援する認定NPO法人ふるさと回帰支援センターが
2019年1月から12月末までに、ふるさと回帰支援センターへの相談者やイベント参加者、
延べおよそ11500件の回答を元に、詳細なデータを記載したものになります。
このランキングを元に筆者である私が
田舎へ嫁いで20年以上の長い生活経験を生かして
今回のランキングについて独自の解説をします。
2019年の移住希望地ランキング発表
地方移住を支援する認定NPO法人ふるさと回帰支援センターが、毎年発表している移住希望地ランキング。
2019年1月~12月までに移住希望者にアンケートを実施した集計(回答数11458件)からの結果。
- 長野県
- 広島県
- 静岡県
- 北海道
- 山梨県
- 福岡県
- 新潟県
- 佐賀県
- 高知県
- 愛媛県
- 大分県
- 福島県
- 和歌山県
- 香川県
- 群馬県
- 山口県
- 宮城県
- 富山県
- 宮崎県
- 山形県
2019年の第1位は3年連続首位の長野県
特徴として長野県は県内外からの宿泊客も多く、観光業がとても盛んです。
長野県にはたくさんの観光スポットがあります。
それに合わせて色んな産業が栄えています。
移住者の働き口も困らないのが人気のひとつに挙げられる。
特徴の二つ目は年間降水量の少なさ。
その理由としては、周囲が山々で囲まれ台風や低気圧、前線などの影響を受けにくいということです。
現在、日本各地では災害被害のニュースが後を絶ちません。
生活するうえで災害のリスクが少ないというのは
移住を決めるにあたり最優先事項になるのではないでしょうか。
2019年の第2位は広島県
広島県は昨年のランキング6位から2位へと順位を上げました。
このことから、今もっとも移住に対して県や自治体が力を注いでいるのがよく分かります。
広島県は有名な食材も多く、瀬戸内海に面している影響があり魚介類なども豊富です。
農産物ではレモンなどがとても有名。
ほかにも広島焼きやもみじ饅頭などは、広く世間からも知られているグルメの定番です。
これからもどんどん活性化していく県になるでしょう。
一方、生活する環境では快適な気候とは言い難い部分もあります。
しかし行政の支援なども盛んに取り組まれているので、移住しても不満は少ないかもしれません。
2019年の第3位は静岡県
静岡県はなんといっても首都圏との近さ。
それに加えて交通の便も良いのが選ばれる理由となっているものではないでしょうか。
東京などの都心部の人が移住地を選ぶときに身近にある県を選択するのかもしれません。
ただこれからはどこの県も移住に対する取り組みが強化されています。
広島県のように他の県もどんどん上位にくる可能性があります。
まとめ
第4位の北海道から下位については上記でも解説した通り、どこも上位に上がる可能性があります。
上位=人気なので、2020年の集計では今回の順位が一気に変わるかもしれない。
また新しいランキングの発表がされた時には今回のランキングとの比較もする予定です。(毎年2月頃に発表)

